2022年12月11日の話(23) 新しい家族の話4

新しい家族の話④
そんなこんなで 旅行の当日の朝。
僕は 浮き輪に水中眼鏡にと 浮かれ気分で電車に乗り込んだ
楽しそうにする僕を尻目に おねーはというと 不機嫌そうに外を見つめてた
僕が話かけると 『うるさい』 『黙れ』 『バカじゃないの』 しか返答がなかった

☆ 《少し話がずれるが
《子供には選択する権利があると思う。
《けど、子供が選択するには あまりにも難しい事がある。
《まだ一人で生きていけない年齢なら
《難しいどころか選択するということを 考えることすら出来ない
《ではそういった子はどうなるか?
《いろいろあると思うが 僕は大きく2つあると思う
《ひとつはその事を受け入れない反抗
《もうひとつはその事を受け入れての諦め
《おねーは思いっきりの反抗だった すべてを否定したかっただと思う
《僕もそれはあった 現実を認めないで 何か別の自分を 夢みていることがあった
《いつも そうではない とか 本当ならこうなのに とか ばかり考えていた
《僕は受け入れるために 諦めていたんではなく 諦めるために 受け入れたふりを していた
《だから実際には 僕の方が反抗期が長かった というか ずいぶんと遅くに 反抗期になったのだと思っている 反抗期は幼い頃に 早めに済ませたいものです (この事はまた別の記事にて)☆

そんな少し違和感のある旅行だが その夜事件は起きたのだった、、、

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