2022年12月11日の話(49) 夢その4

夢その4
結論から言うと その『恋』は失った 儚い思い出のひとつである
人はたくさんの人と出会い その出会いがたくさんの思い出になり その思い出がたくさん集まり 今がある
人はきっと 何かを失うことや 悲しむことで 新しい何かが始まるんだと思う
今思えば 恥ずかしさで鳥肌物だが
突然のそれが 何であれ きっと大きければ大きいほど 次に有る事が 素晴らしいと思うのです
その後も順調に 上に下に東に西にと 『恋』であったり 『仕事』であったり 『友達』であったり その瞬間の 良い事や悪い事 ということは無く 自分にとっては すべてが素晴らしい経験に なって行くんだと思うのです
ここで 恥ずかしい思い出をひとつ、、、
『失恋』後の晩の事 僕は突然雨に打たれたくなった
映画かドラマのシーンで よく観る『あれ』である
恋に破れた僕は 浴室を真っ暗にして シャワーを出して じっとそれを浴びていた
おかーに 『アンタっ!いつまで入ってんの!』 と怒鳴れても無視し続けて シャワーを浴びていた
一点を見つめ シャワーを浴びる事で すべての事が 洗い流される気がした いわゆる『浸って(ひたって)』いた
しばらくすると 『突然』、、、
『湯』が『水』に変わったのだ おかーが 湯沸かし器の電源をOFFにしたのだ
『ぎゃーーーー‼︎』 と叫び声をあげると
おかーがこう言った 『いつまで浸かって(つかって)るぉ!このバカっ!』
母は『偉大』だという事を 確信できるのである
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