2022年12月11日の話(5) 都営アパート当選-1

自分だけの場所を 持ったのがいつだったか 記憶を遡ると、、、
まだ東京にいた頃 長男が生まれたばかりの頃だった
『東京』日本の中心都市
当時の僕はやっと 人生の進む道を決めて 『いつかは自分の店を持つ』 と志ばかりが先走っていた
しかしこの『東京』という街は いわゆる“先立つ物” つまりは『お金』が物をいう街
志だけでは食べていけないのである
結婚当初は共働きだったので いくらか余裕もあったが 『子育て』を優先した僕たち家族
収入源は『志』強めの僕だけになった
さあどーする⁉︎
仕事は選ばなければ腐るほどある街 けれども『志』は捨てれない
とにかく毎月の固定費をどうにかせねば!
ということで色々と 人に聞きまくったり調べたりしてみた
そこで浮かびあがったのか 『公営住宅』いわゆる団地である。
大都会東京の品川駅から徒歩15分 落語の『芝浜』の舞台にほど近い 『白金高輪』の都営アパートの募集があった
しかしこの『都営アパート』の倍率が130倍と 超人気物件なのである
それもそのはずそんな条件で 家賃がなんと3万円代(収入による) 今までの1/3の家賃だなんて
しかし倍率130倍 当選するのはたったひと家族。
つづく、、、

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